• 2014.12.24

【衝撃!】実はジェネリック医薬品は効果が違う!医師が明かす裏側事情!

ジェネリック

CMでおなじみのジェネリック医薬品ですが、医師が処方する薬ではなく、価格の安い、効果の変わらない薬があることを知ってますかという問いかけから始まるこの宣伝は、最初、衝撃を受けた人が多いかもしれません。皆さんは、医師の立場からみた、ジェネリック医薬品の実際の基準を聞いてみたいと思いませんか?

効果は同じだけれども、安く買うことのできる薬があるから、医師に処方される前に、それを聞いてみたらいい、という啓蒙なのでしょうが、実際、医師はこの患者の言葉をとてもきらう場合があるそうです。その曇った表情を見ながら、患者は「やっぱり、儲かる薬でないと気分が悪いんだ!」と印象が強く残るのでしょう。が、実際どうなのでしょうか?「儲かる、儲からないの話し」なのでしょうか?

ジェネリック3

薬の製法の特許が切れるのが20年といわれていますが、この20年が切れると、後発組として価格の安いジェネリック製品が出てくるわけです。価格の安くなる理由はわかるとしても、効果はどうなのでしょうか?そして、これを利用すべきでしょうか?一緒に事実から考えてみたいと思います。

実は、特許切れで安く出回る薬品という基準だけをみれば、それがいいようですね。しかし、これは先行品というのは、いわゆる「ブランド品」であり、開発先行品でありますから、ある意味、原型であり、優秀だと考えたらいいです。副作用云々の問題は、また別問題として、その薬のもつ目的、つまり薬効自体は、目的に対して優秀なのであります。比較して、ジェネリックというのは、後発品であり、確かにかかる経費は安く済みますが、これは同じものではないのですね。

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ジェネリック品は、割安だというのですが、品質自体は、先発品(ブランド品)と同じではない。ブランド品を真似て作ったものが後発品(ジェネリック薬品)なのです。真似て作ったといっても、同じ材料で特許内容に従って調合して配剤されたものではあるのですが、所詮、後発品であり、あくまでマニュアルに従って「真似た」ものなのです。真似ても異なる理由は、主成分は同じであっても、それを生成するプロセスのレベルの差や、使用する添加物、また薬剤を固形化する際に使用する繋ぎの材料であるとか、想像以上に違いがあるそうです。それらが、実際に効能の差になって現れるようです。これを大体の医師は知っているといいます。

この差を、例えて言えば、ブランド品の数十万のバッグの、材料と製法を公開されたとしても、同じものを作れるか?同じクオリティのもの、耐久性のものを作れるか?ということと似ているのであります。ジェネリックを製薬するということは、ブランド品を作れないからでありますし、先発品を作る開発力もないということの裏返しでもあるわけですね。ジェネリック品のほとんどは、中国や韓国製品のものが多いことでもそのイメージが伝わるかもしれません。

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ジェネリック品はありますか?と患者さんから聞かれrたときの、物事をある程度知る医師の声に出さない本音はどのようかというと、

「CMや雑誌をみて素人が困ったことを言うな。。。ブランドを使用するのが一番いいのに。渋い顔をすると、儲け主義な医者だと、思うのだろうな。。どのように説明しようか。。」

とこんな感じでしょうか。。。

模造品とまではいいませんが、もともと持っている薬自体の副作用などの問題は別にして、基本、薬を医師から処方される場合には、このような基本の内容を理解した上であればと思います。

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