【善玉だった!?】ピロリ菌の「除菌」に伴う知られていないリスク!3割以上の人に発生していた病気!

ピロリ菌 除菌

悪の権化ではなく善玉であった?!安易な除菌の大きなリスクとは?

除菌に群がる人々

胃がんの原因として知られる「ピロリ菌」ですが、皆さんもご存知だと思います。このピロリ菌が胃の癌を発生させるという事で、「除菌」を願い出る人が、かなりの数ですが、毎年一定数おられるようです。TVの影響は相当なものですが、内科医の中にもこのピロリ菌を除去すれば、胃癌にらないとまで言う人もいて、なかなかの盛況振りにもなっています。際立つには、ある学者先生が、5000億円の予算を投じれば、国内の胃癌を全て殲滅できる!とまで公言された経緯もあって、保険診療の対象にもなりました。

ブームから冷めて解った新事実

この中では胃癌=ピロリ菌と明確に謳われていますが、実際、あれから年月が経って、このピロリ菌についての新しい見解が既にでてきています。というか、かなり変わって来ています。

ピロリ菌の宣伝が頻繁になされるようになって、儲かるところは儲かるようになりましたが、一部の医師の中には、ブームに過ぎないとして、胃癌の原因がピロリ菌などではないという見解を持つ先生もいたようです。TVの刺激もあいまって、次々に除菌に訪れる患者さんは今でも絶えないといいますが、薦める医者と無駄だと言う医者もいるようですが、本人の自己責任として患者に委ねる方法をとる医師も増えて来ているようです。というのも、このピロリ菌を除菌してしまうと、実は、健康上大きなリスクが発生する、していた、ということが解ってきたからです。

ピロリ菌の思わぬ役割!

実は、この悪の権化のように睨まれていたピロリ菌ですが、胃の中の非常に強い酸性液の中でも死なない事は知られています。なので余計に、癌を発生させる厄介な悪玉のイメージを更に強く抱いてしまいますが、この、強い酸の中でも死なないというのは、このピロリ菌自体が、アンモニアを発生させているからなのです。このアンモニアは、アルカリ性です。つまり胃散を中和させることのできる要素を持っているということなんですね。しかし、このピロリ菌を除菌してしまうとどうなるかというと、アンモニアが無くなる為に、胃の中の酸が一気に強くなって、調整が利かなくなます。
結果的に、このピロリ菌を除菌した人の約3割以上の人は、「逆流性食道炎」になっていたのです!

ピロリ菌 胃 噴門部
つまり、強い酸のままの胃液が、胃袋と食堂の間の口、「噴門部」を逆流して食堂に流入して、酸に弱い食堂がただれて炎症を起こしていたというわけなのです。
ピロリ菌の除菌をした30%の人が、逆流性食道炎になっていた!というのは、今後強調されていかなかればならない重大な事実なのです。

ピロリ菌を除菌して食道がんに!

胃の入り口の筋肉(括約筋)が、ストレスや高齢で緩んでくると、すぐに、強い酸が食堂に逆流します。そこで食道に炎症と起こして、それがそのまま、「食道がん」になるケースもあるといいます。なんと胃癌にならまいとして「除菌」したのに、それが原因で「食道癌」に罹患してしまっては、笑うに笑えない話になっています。

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このピロリ菌除菌は、胃癌予防の希望であったというよりは、大きなリスクのある手段だったわけで、ここを理解した上で、自己責任として受けるべきだということに、現在の所なっています。
無条件に、医者が「除菌」に対してノーリスクだという場合は、充分に注意が必要です。

ピロリ除菌

 

ピロリ菌と胃癌発生との関係

では、ピロリ菌は胃癌の原因ではないのでしょうか?
そういうわけではありません。ただ、原因の一つではあるけれども、ピロリ菌単独で癌が発生するわけではないというのです。そこに条件がいくつか重なって起こるといわれています。
まず、
1、ストレス
2、加齢
3、食事
4、胃炎等

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なかなか数字ではかる事のできない要素が多いのですが、明確にわかる事は、ピロリ菌そのものが「悪玉」ではなく、一定の役割を持ってた。それを「悪玉」に変貌させる条件を人間の側が創ってしまうと癌化する。こいういう結論になると思います。
実際、ピロリ菌を持っていない人でも、胃癌にかかりますし、持っている人でも胃癌にかからない人も沢山いますからね。

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