【ショック!】毎日便通があっても慢性便秘であるという衝撃の事実!と見分け方!
あなたは便秘ですか?
と聞かれて、便秘だと答える人は「自覚」があるのでしょう。では、どんな根拠で便秘だと思いますか?
おそらく毎日便が出ない!ということでしょうね。。。
あるいは3日に1回の排便が常習的で、それが当たり前だと思っている人もいましたし、
ひどい人になると1週間以上でないのが普通!という人にも出会いました。
果たして、便秘というのは、本来の姿が分からないと定義が難しいのでしょうが、
基本、人体生理から見ると、「毎日排便があるのが正常」だと見る事が できます。
現に健康体の人は毎日排便があります。
また健康でなくても便通が毎日習慣になっている人は多いのではないでしょうか。
しかし、今回の記事は、「毎日便通があっても慢性便秘の人はいますよ!」というお話です。
そして、十分な量の排便があると見えていても、本質的には便秘である場合があるのです!
大腸の機能は主には「水分摂取」です。
小腸(回腸)で栄養を吸収したあとの、どろどろになった状態の内容物の中から、
今度は大腸管内に入って、その 中の水分だけが、大腸を回る際に、
その大腸管から吸い出されます。
それで、水分を抜き取られたあとの残滓物が「便」として体外に排出されます。
この大腸に便が停滞することを便秘と一般に呼んでいますが、
要はここに機能的な時間以上停滞すると、
基本大腸の目的は「水分」を吸い出すことですか ら、
腸管内の内容物は余計に水分を取られるようになります。
相対的に。
ですから、水分がより抜けた状態の残滓物が、
水分が抜けるたびに固まって密度が高ま ります。
よりまして、便秘の便は、つまり、停滞気味の便(大腸管内残滓物)は、
本来のスピードで大腸を運ばれてきたものよりも、
相対的に「重たく」なるのです!
このような重たい便が、毎日、相当量排便されていたとしても、
実際は「便秘」なのであります!
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つまり定義通りに、大腸に必要以上長い時間とどまっている便は
「便秘便」でありますので、より高い理想基準から表現すると、
まあ、厳しく言って慢性便秘という表現も嘘ではありませんね。。
大腸には「憩室」という宿便のたまりやすいポケットがあるのですが、
こういった大腸の横道(寄り道停車場)のような場所が人によっては5個も6個もある場合もあります。
これは腸壁が伸びで膨らんで部屋のようになって、便通を阻む事があるものです。
それ以外にも、横に走った「横行結腸」がしめ縄(出雲大社のしめなわ)のように垂れ下がって、
便の重みで中程が下に落ちて、そこから下行結腸に運ばれるまでに時間がかかったり、
また、最後のS字結腸のふくらみやねじれで便が停滞したりと、原因は様々ですが、
元々の大腸の機能を考えますと、それは「水分吸収」でありますから、
「水分」をよく取る人には便秘は確かに減るようになっています。
水分の取り方は、少しづつわけて飲むのがよく、一気飲みは効果が薄いです。
一日1Lとか1.5Lと決めたら、細かく細かく一日かけて飲むのが一倍いいのです。(またその詳細は別項で。)
さて、そのような密度の高い、重たい便であることを、毎日の排便でどうやって判断がつくでしょうか?
これは見た目では難しいでしょう。まさか出てもって計りにかけるわけにもいきませんし。。。
家によりますが、洋式トイレにある程度水がたまっている便器の場合には、
排便後、その便が水に浮くかどうか?で判断が可能です!
実は、健康な便、停滞せずに理想のスピードで大腸を運ばれてきた「便」は、
必ず、水に浮くのです!
水に沈んだら、生理的には便秘便だということになりますね。
最初浮いていたのが、数分で沈んだという場合もあるでしょう。それはもうちょっとですね。。。。
においが少なく水に浮く、黄褐色の便が理想便なのです!
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和式便所や、水の溜まりが浅い洋式便所の家は、たまにどこかの店やデパートの、
水溜まりで便が浮くかどうか確認できるところを見つけておいて、たまにそこで「確認」してもいいでしょうね。
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