<衝撃!>アルツハイマーは脳の老化では無かった!β蛋白は怖くない!予防のための習慣とは!
誰もが、心の底で不安がっている病がありますね。。。。それが痴呆、或いはアルツハイマー病です。
若い息子娘に世話になるのも申し訳ないと思いながら、そうなったら施設か、何処か。。。まあ恥ずかしいでしょうし、恥ずかしいという気持ちも自覚がないという状態ですね。。。
考えるだけで暗くなりそうでしょうが、最近の研究は、脳そのものを分析して老化物質から、アルツハイマーの原因となる物質の特定までが次々にできるようになってきました。
アルツハイマー病の患者の脳を観察すると、顕微鏡では、老人斑のような染みを発見するようになります。これはβ蛋白という物質が、蓄積して集合したものです。これは、脳細胞の活動の結果でた排泄物のようなものだといっても良く、若いうちは同じ物ができる前に、体液で流れながら循環しているので、酵素で分解されたものが、決して溜まってしまうようなものではなく、染みのようになることもありません。。
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このβ蛋白が、脳の神経細胞の働きを阻害してしまうと考えられています。このβ蛋白は、脳が認識した様々な各分野の情報を統括して判断を下そうとするのを疎外します。食べ物でないものを口にしたり、行こうを思っている方向と逆の方向にいったり、手足の動きも意図している事と、別な動きになったり、とにかく、本人は普通のようなんだけれども、ある1つの行動が、とんでもない行動を取ることから始まります。本人もびっくりするというような例です。
でも最初はそのような事が多いんですね。周りも本人もびっくりするんですね。。。。
一番脳の中で影響をうけるのが「海馬」とう箇所です。ここは記憶に関する場所であるから、アルツハイマー病と深い関係がある場所です。後頭部は、分析判断であったりしますから、進行が進んでくると、そのあたりにも支障が出てきます。
この神経細胞の老廃物とも言える「βタンパク」は、溜まり始めてから、症状を起こすまでには、長い年月がかかります。逆に、これは誰にでもあるものです。加齢に従ってですね。しかし、蓄積が始まってから
実際に記憶や判断、行動に支障が現れるまでに至るのは、20年から30年かかると言われています。
実際にアルツハイマーの患者さんも、見てみると必ずこのβタンパクが見て取れます。そして、海馬の部分に縮小がみられたりもします。
ここで驚くべき事実が解ってきたのですが、アルツハイマーの患者さんの脳ばかりを見ていたので、それがあたかも、病気の原因ではないかと考えられてきたということ。
実は、このβタンパクや海馬の縮小は、アルツハイマー病に限ったことではなく、なんと健康な人にも十分にみられる!という驚くべき真実が分かってきました。
この脳のシミや海馬の縮小がみられる人でも、年齢の割にも程度が酷い人でも実際の生活は、記憶力や判断テストを行うと殆ど満点をとった!という例が次々と解ってきたのです。
アルツハイマーの専門医でも、脳の検査だけをみれば、「ほぼアルツハイマーの疑いがある!」と断言された、70代の男性でも現実の生活は、同年代以上の能力で活躍している人であったりします。
こういう事実からみて、アルツハイマーというのは、ただ単に加齢が原因で脳の機能に問題が出る、ということではなかったということです。
若い人の中でもアルツハイマー病がみられることからしても、どうやらそれは間違いないでしょう。
βタンパクのシミが脳の中に沢山みられても、脳活動に支障がないどころか同年代以上の能力を有していたとすれば、もうこの説はあきらかに間違っているということがわかるでしょう。
さて、βタンパクや海馬の縮小がみられる人でも頭脳は至って明晰で、実生活も全く支障がない!そういう高齢者の男女をあつめてみると、とても意外な事実が解った!というわけです。
まず共通点がありました。
全ての男女にいえたのは、週に1度以上の軽い運動をしているということでした。アルツハイマーの予防に良いと、昔から言われていましたが、これは当たりでした。特に週に1度か2度以上の軽い運動がある高齢者は、テストの結果も良かったです。βタンパクが出来にくい、それを分解できる酵素を、運動によって、特に有酸素運動によって作り出せるということのようですが、それだけでもないようです。何故ならば、そのシミが多い人でも脳の機能に問題がでていないというケースがあるからです。しかし、明らかに有酸素運動(ヲーキングなど)が共通点であったことは、間違いありません。
会話好きな人は呆けないといいますが、誰か話し相手をもって常に会話をしている人だったという共通点がありました。人は、人と会話をすることによって、脳の働きが相当活性化します。また会話が減ったり、今まで親しく話していた相手がいなくなったりすると、とたんにアルツハイマーが進行してしまったという例も多いのは理解できます。社会的な接触があれば尚、いいです。人と接触のない人と比べれば、約10倍近くの発生率に差があるようです。
高血圧や高コレステロールや肥満に関係があるようです。特にこれらの状態を高める食事には注意すべきです。自分の食事の嗜好を、一旦考慮する必要があるでしょうね。この3つの要素で共通しているのは、血流です。血流を支配しているのは血管でなく、血液の質です。食事の内容に気をつけることが認知症の危険度を下げてくれることになります。集まった人の共通点は、炭水化物を少なく、水分を比較的よくとり、野菜や果物を好む人が多かったのです。
単に認知症を老化のせいにはできませんね!
運動と会話と食事です!
今からでもスグに予防のための習慣づくりを!