<見分け方!>痺れにも2大要因!血管か神経か?脊柱管狭窄症を自分で克服体験した例!

しびれを経験したことのない人はいないと思います。
しかし、そのしびれが「病気の兆候」だとしたらどうしますか?殆どの人は、その病気の前兆のしびれを見逃すそうです。。。病院に行く人は少ないでしょうね。。。私たちは平時でも正座や腕枕などでしびれを体験してるから安易に考えるのでしょうね。

ここでは、簡単に考えていた足のしびれが、大変な病気の兆候である場合があるのですが、その見分け方をお教えします。これを知っていれば、生命を取り留める事にもなるでしょう。また改善方法も合わせてお教えいたします!

正座や膝枕などで、しびれるのはもちろん異常ではありませんね。慣れてくると、若いうちは痺れなくなってもきます。これは、動脈に吻合という抜け道というか、バイパスがあって、圧迫して血液が通わなくなったら、あまり使わない吻合というバイパスを使って、血液を通してゆく作用があるからです。

しかしこの動静脈吻合という細い血管は、使わないと消失してゆく傾向もありますから、いつまでたっても正座の痺れに慣れないということもあるでしょうから、それは現代っ子かもしれませんね。

さて、以下の痺れは原因が全く違うのですが、わかりますか?

例1:歩くとしびれてくる。なので少し休むとすぐに回復する。また歩き出すとしびれてくる
例2:歩くとしびれてくる。それが次第に強くなって、歩かないでも立っただけでもしびれてくるようになった。

スポンサー リンク

痺れというものは、実は神経が担当している感覚ではないといいます。痛いとか冷たいとか熱いというのはもちろんあるのですが、「しびれる」というのは実はないのですね。しかし、実際にしびれるという原因は、血行不良となってしまったときに神経がその状態をどう反応していいのか分からなくなったときに出す信号だといわれています。

このように、痺れの正体が分かってくるようになれば、先程の例1と例2のどちらが危険な状況がわかってくるということです。歩き出すとしびれて休むと治る。。。これは、足の太い動脈が非常に細くなっている場合で、「閉塞性動脈硬化症」といわれるものです。これは血管全体が、硬化している可能性が大で、まだ完全には詰まりきっていないので、普通に生活できていますが、近いうちに、筋肉からも痛みが出てきて、心臓病や、脳卒中、心筋梗塞、脳梗塞に移行するのが通常です。早めの受診が重要です。

この休んだら治る、歩いたらまたしびれる、という段階で受診して治療が進めば大丈夫、ですが、休んだら治る、という安心感で放っておくと本当に危険なのです。ここが、生命の分かれ道です!循環器科へ直行してください、まだ間に合います!

さて、例2の人はどういう状態なのでしょうか?
この人は物を持ち上げる時に、腰痛を起こしてから、このような症状がでるようになったという人でしたが、神経圧迫による痺れの例です。いわゆるヘルニア状態です。中には、腰部脊柱管狭窄症の場合もあり、最近ではこれがふえているといいます。休むと治るというのではないから、血管というよりも、これは神経になりますね。特に体勢によって痺れが変わる場合は、神経障害、つまり、歩くとしびれ休むと治るという場合は、血管(血流)の障害だということがわかります。

脊柱管狭窄症を自分で治したという実例

先程の脊柱管狭窄症のような場合、背中を丸めると、楽になります。前かがみで腰を曲げると、脊椎に通っている脊柱管が広がりますから、圧迫が少なくなり痺れが出にくくなります。この姿勢の状態で、つまり、神経を圧迫させない状態をなるべく維持しながら、適度に運動ができるのが最善の方法です。
この脊柱管狭窄症の場合は、血行が促されれば回復するという例が出てきています。つまり適度な無理のない運動が回復を助けるということがわかってきました。
しかし、この痺れと痛みゆえにそれが困難だということなんですが、この、一番自分が楽な姿勢、先ほどの腰を少し丸めてかがめる姿勢でできる運動を毎日、無理なくコツコツやれば、それだけで、全快してしまった例もあるほどです。杖とか、自転車などを使った運動でも結構です。特に自転車が楽にこげる場合は、利用したらいいです。椎間板ヘルニアが進んでいる場合は、姿勢にも気をつけて医師に相談しながら治療を進めてもらえればと思います。

スポンサーリンク

血管の疾患の場合の主な症状
歩くとしびれるが、休むと治る。立ったままでも座って休んでも痺れが治る場合。

神経の疾患の場合の症状
座って腰を丸めたりした時に痺れが治る。自転車だと楽になる場合。

それぞれに、治療が異なりますし、また自分でできる事も変わってきます。
基本的には医師に相談してほしいのですが、
自宅で自分の努力だけで、これらを回復させた人もいるほどですから、良く、自分でできる範囲はしっかりと医師任せにせず、尽くしてゆくべきだと思いますね。

関連記事

おすすめ記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る