<後編>【医学臨床実証!】ガン消滅の炭水化物断ち療法

炭水化物カットケトン食

まず、本稿には前編がございますので、
【医学臨床実証!】ガン消滅の炭水化物断ち療法<前編>
をお読みください!

本稿は後編になります!
<後編>【医学臨床実証!】ガン消滅の炭水化物断ち療法
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炭水化物断ちガン療法実践方法

では具体的方法ですが、前編の最後の3項目をお話しいたします。

1、糖を断つ

糖質を断つわけですが、ブドウ糖ですね。これが一番の餌です。炭水化物というと、キャベツも炭水化物ですが、糖質は多くありません。セルロースのようなものは該当しませんから、正確には炭水化物でなく、いわゆる甘いものがダメなんですね。野菜でも糖質の高いものは除外対象になってきます。一気に糖質をなくすのか、2割くらいは摂取するのか、その人の体質にもよるでしょうが、糖質依存(糖分控えるととたんに体の力がなくなるような人)の身体では徐々にがいいでしょうし、がん予防という事であれば、完全に断つのでなく、減らす、あるいはかなり減らすということだけでも充分な場合があります。以下に目安を掲載しておきますのでご参考にしてください。

<調味料類>

炭水化物断ち療法食事内容香辛料
*がん細胞の原動力にならないもの
塩・醤油(糖添加に注意)・酢・出汁・胡椒・唐辛子(一味・七味)山椒・わさび・和芥子・にんにく・(生姜)・タバスコ・カレー粉・スパイス類など糖質のない調味料全般

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
糖入りの醤油(地方によっては糖入りが普通)・市販ウスターソース・ケチャップ・市販マヨネーズ(糖はないがオメガ6の関係で不可=オリーブ油やエゴマ油のマヨネーズなら可)・めんつゆ類・市販カレールウ・砂糖・みりん・調理酒・ごま油(糖はないがオメガ6)

その他(調理加工で使用されやすい=片栗粉(あんやとろみ)・小麦粉(揚げ物衣)・パン粉・水飴類等も

<穀類>

炭水化物断ち療法食事内容米
*がん細胞の原動力にならないもの
残念ながらなし

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
穀類全て
(蕎麦は良いとされてきた考え方もありますが、C先生によれば2年間の御自身の人体実験の結果で「不可」とされました)

<野菜類>

炭水化物断ち療法食事内容野菜
*がん細胞の原動力にならないもの
野菜類全般・あさつき・アスパラガス・おかひじき・オクラ・かぶ・カリフラワー・キャベツ・京菜・きゅうり・ごぼう・小松菜・ザーサイ・シソ・春菊・生姜・うり・セリ・ニラ・セロリー・ゼンマイ・玉ねぎ・大根・チシャ・つくし・なす・にがうり・人参・にんにく・ネギ・白菜・パセリ・ピーマン・ブロッコリー・ほうれんそう・みつば・ミョウガ・モロヘイヤ・もやし・ユリ根・よもぎ・らっきょう(糖添加に注意)・わけぎ・わさび・わらび等

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
かぼちゃ・トマト・人参(糖度高い場合)・スイカ・(じゃがいもは芋類に)

<豆類>

炭水化物断ち療法食事内容大豆
*がん細胞の原動力にならないもの
大豆・きな粉・納豆(味付けに注意)・豆腐・豆味噌(米味噌でなく大豆100%の赤味噌=愛知に多い)・厚揚げや高野豆腐やおからなどの豆腐加工製品(味付けに注意)・豆乳・湯葉など

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
大豆以外の豆類全般・あずき・いんげん豆(さやいんげん・さんど豆・ささげ豆・うずら豆・金時豆)・えんどう豆(さやえんどう・グリンピース)・ささげ・ソラマメ・ひよこ豆・緑豆など

<芋類>

*がん細胞の原動力にならないもの
芋加工品であるこんにゃく・しらたきなど

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
芋類全般・さつまいも・じゃがいも・はるさめ・やまいも・長芋・でんぷん関連全て

<魚介類>

炭水化物断ち療法食事内容魚介
*がん細胞の原動力にならないもの
魚介類全般・あいなめ・あじ・あなご・あゆ・いかなご・いさき・いわし・うなぎ(味付けに注意)・はぎ・かつお・かんぱち・キス・きびなご・こい・さけ・さんま・たい・たら・たらこ(味付けに注意)・しらうお・たちうお・にしん・かずのこ・ふな・ぶり・まぐろ・めばる
赤貝・あさり・あわび・牡蠣・さざえ・しじみ・とり貝・ハマグリ・ホタテ・ホッキ貝・いか・エビ・しゃこ・たこ・なまこ・かまぼこ/ちくわ(成分に注意)・はんぺん・さつまあげ(調理油がオメガ6が大半なので摂りすぎに注意)

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
特になし。味付けに注意。

<海藻類>

*がん細胞の原動力にならないもの
海苔・昆布・ひじき・わかめ全般

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
特になし。味付けに注意。

<茸類>

炭水化物断ち療法食事内容茸類
*がん細胞の原動力にならないもの
茸類全般・えのきだけ・きくらげ・しいたけ・しめじ(味付けに注意)・なめこ・マッシュルーム・ひらたけ等。

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
特になし。味付けに注意。

<肉類/加工品>

炭水化物断ち療法食事内容肉類
*がん細胞の原動力にならないもの
牛肉・レバー・ローストビーフ・コンビーフ(味付けに注意)・鶏肉・クジラ肉・豚肉・ひき肉全般・ベーコン及びハム/ソーセージ等(糖類が添加されているのが現実なので量を多く摂らない事)・ゼラチン等

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
特になし。味付けに注意。マーガリン(マーガリンは乳製品というよりも有害な油で仕上がったものですので糖でなくても不可)

<乳製品>

炭水化物断ち療法食事内容乳製品
*がん細胞の原動力にならないもの
糖添加のないヨーグルト・乳酸菌飲料や製品・加工乳・脱脂粉乳など。チーズ・バター・牛乳・母乳など。

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
糖添加された全ての乳製品全般。アイスクリーム・練乳など。

<果実類>

炭水化物断ち療法食事内容果物
*がん細胞の原動力にならないもの
糖添加していない塩だけの梅干し

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
上記以外の果実類全般

<甘味料>

*がん細胞の原動力にならないもの
なし。アステルパーム・スクラロースなどの人工甘味料は糖質が無くても不可。

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
甘味料全般全て・白砂糖・黒砂糖・三温糖・ザラメ糖・グラニュー糖・はちみつ・シロップ・人工甘味料等

<嗜好飲料類>

*がん細胞の原動力にならないもの
糖添加のない日本茶・抹茶・紅茶・コーヒー・牛乳など

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
アルコール糖添加飲料全般/甘酒/ワイン・糖添加された栄養ドリンク/例:養命酒.昆布茶など(成分見て)/その他清涼飲料水と炭酸飲料水・果汁飲料全般等。ビール・ブランデー・日本酒・焼酎・ウィスキー等のアルコール類も不可とします。(野菜ジュース等も人参やトマトなど糖度の高いものが多く入る際には不可)

<種実類>

炭水化物断ち療法食事内容ごま
*がん細胞の原動力にならないもの
ごま(黒ごま・白ごま)・ひまわりの種・カカオなど

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
以下、極めて少量なら問題薄いが、分類上はこちらに属する
アーモンド・栗・ぎんなん・ピスタチオ・マカダミアナッツ・落花生・南京豆など

<卵類>

炭水化物断ち療法食事内容卵
*がん細胞の原動力にならないもの
卵全般(鶏卵・うずらの卵・あひるの卵など)

*がん細胞の餌となり増殖を助けるもの
特になし。

<油脂類>

炭水化物断ち療法食事内容油
油脂類は、糖質ではないので、全部OKなのですが、
次の2と3の項目は油に関する事ですので、ここで、

1、炭水化物を断つ
2、オメガ3脂肪酸を積極的に摂る
3、MTCオイルを積極的に摂る

2と3をを説明します。

2、オメガ3脂肪酸を積極的に摂る
これは、必須脂肪酸の中のオメガ3に分類される油で、人体では作り出せないためにあえて摂取しなければならないものです。オメガ6もそうなのですが、継続して摂取した場合、相対的には有害に傾く事が多いので、オススメしません。オメガ3に属する脂肪酸の摂取を推薦されています。

オメガ3の脂肪酸
亜麻仁油、えごま油、チアシードオイル、青魚の油などで、抗炎症作用があります。アレルギー抑制効果や、血栓の生成を抑制したり、収縮した血管を拡張する働きもあります。

えごま油 ケトン体 程炭水化物
オメガ6の脂肪酸
これは、べにばな油、コーン油、ごま油、サラダ油などがあり、一般に多用されているものです。驚くことに常用することにより、上記の効果と反対の作用が生じます。アレルギー反応の促進や炎症作用を促進、血栓を作りやすくします。良いことはないです。
よりまして、糖質カットの上で、オメガ3の亜麻仁油、えごま油などの脂質を摂取することがセットになっています。ただしこれらは、熱に弱いので、加熱調理には向きません。なので、摂取を目的とする場合、常温のままで飲む感じになります。ドレッシングのようにしても良いでしょう。

加熱調理での油を使用する場合は、オリーブ油が良いでしょう。これはオメガ6のような有害な面はなく、オメガ3のような良い面もないのですが、加熱に強いのでオススメです。量は1日で小さじ1杯から始めて調子をみながら大さじ2杯まででいいでしょう。

3、MTCオイルを積極的に摂る

MTCオイル ケトン体炭水化物抑制
糖質を制限することで、ケトン体をエネルギーにしてがん細胞を飢えさせるという話で進んできましたが、このMTCオイル(中鎖脂肪酸)というのは、同様にこの脂質(油)をエネルギーとして(5倍の速度で)活用できるものです。

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糖質が入ってこない体にとってケトン体以外に、エネルギーになる油ということですね。脂肪も燃焼してゆくのでダイエットいもなると言われています。このMTCオイル(中鎖脂肪酸)を生で摂取することによって、ブドウ糖体質からケトン体質に移行する際に、自然なつなぎ役になってくれるというわけです。この糖質抑制食事療法の成功率を大幅に上げてくれるものとして条件に入っているのだと思います。製品としては、日清MTCオイルやココナッツオイルなどがあります。

オメガ3脂肪酸のえごま油や亜麻仁油、そしてMTCオイルの摂取方法は、生で摂取しなければなりませんから、ドレッシングやコーヒーに入れて飲んだり、そのままスプーンで飲んだりします。加熱は不可です。量は1日で小さじ1杯から始めて調子をみながら一回に大さじ2杯までで、最大3回まででいいでしょう。MTCオイルは必ず少ない量から始めてください。

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以上、

1、炭水化物(糖質)を断つ
2、オメガ3脂肪酸を積極的に摂る
3、MTCオイルを積極的に摂る

の解説をして参りました。
四ヶ月でCTのガンの影が消失しているのは驚きです。

ガン消滅炭水化物抑制1
抗がん治療と並行して行った結果であることを踏まえても大きな医学の進展を見ますし、希望です。

糖質制限だけで完治した幾例のガン患者さんもいましたので驚きでもないのですが、臨床で証明してくださったのが本当にありがたいのですね。また折をみて追記も考えます。では!

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