脚を下ろしているからじゃない!エコノミークラス症候群発症の真因!

エコノミークラス症候群 健康技
エコノミークラス症候群

 

通称、エコノミークラス症候群といわれています恐ろしい疾病は、60歳〜70歳代の発症が最も多く、10万人に6人強の確率で起こるとされていますが、実感とすれば、年々増えてきているような感じを受けます。この疾病は、私の知人も生死の境を彷徨った経験を持つのですが、飛行機をおりて暫くして体調を崩し救急車で運ばれたというのですが、大きな手術となり今も、多少の後遺症が残っています。

エコノミークラスというくらいですから、飛行機の座席に長時間座る体勢が引き起こす疾患ということくらいは皆さんも容易にイメージできるでしょう。主に両脚をずっと下に下げているために、ふくらはぎの筋ポンプ作用が起こりにくく、そこで血栓(主に静脈)が生じやすくなる事が原因で、立ち上がると同時に、その血栓が肺にめがけて流入してその血管を塞いでしまうことによって引き起こされる疾患です。

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今まで原因とされてきたもの

 

今までのところ真因とされてきた主なものは、「下肢の筋ポンプ作用がないまま、重力で鬱滞している静脈管内で血栓が生じやすくなる」事とされていますが、そのほかにも、限られた数のトイレを我慢する事であったり、(空を飛行するという)緊張による脱水やストレスが複合的に重なって起こるとされています。

今回は、上記の原因に加え、もう一つの重要な決定的条件をご紹介したいと思います。もう一つのというよりは、他の条件を押しのけて、実はほとんど原因はこれじゃないか!と思えるような内容だと言ってもいいと思います。

知られていない原因を探る

 

まず、急性肺血栓塞栓症という病名でわかるように、血栓が原因なのですが、この血栓がどこにできるかというと、決まってはいないんですがその殆どが膝の裏なんですね。膝の裏あたりから脹脛(ふくらはぎ)にかけての、静脈なんですね。約これが9割なので、この疾患の原因を探る手掛かりと決めて良いと思います。それが立ち上がった時に血流が再開したはずみで、血管内で剥がれ落ちて、肺に流れて、詰まってしまう病気です。

健康技 エコノミークラス症候群

一般には血栓のできる場所が、このように膝裏あたりということは、問題が、その下の重力を受けて鬱滞していると想定している脹脛の血管にあると見られています。確かに静脈には逆流を防ぐ弁が血管内にあって、筋肉の収縮拡大によって、弁が動き、静脈血を肺に帰還させるようになっているのだけれども、これが働かなくなる事だけではないのです。

実は

 

静脈は動脈の動きに物理的に影響を受けて、弁が動かされながら静脈血を運搬する作業などもあり、安静時に下肢を下に下げているからといって、いちいち血流が止まりかけて血栓ができていたら、相当な欠陥生命体でしょうから人類も此処まで生き延びなかったでしょうね。

今までに語られているエコノミークラス症候群の原因の項目を全部除いて、本稿で新たに付け加えたい原因をお伝えしようと思います。この機内の座席に座る姿勢を考える時、緊張や脱水や筋ポンプ低下だけで血栓ができるのではなく、実は、太腿(ふともも)で、静脈血管を止めているからなんです。

エコノミークラス症候群 健康技2

静脈管の意外な性質

 

太腿全体ですので、動脈も相対的にそうなんですが、特に、血管に弾力や弾性がなく、血流が通る事をもって管になるような、極端にいうと、いわば動脈がゴムホースならば、静脈はナイロン袋的な性質しかありませんから、座席のシートで、長時間圧迫を受け続けると、静脈管は押さえ込まれて、血流が著しく阻害されてしまいます。リンパも同様でしょう。

こうして、下肢の脹脛の筋ポンプ作用が低下していると並行して、太腿の静脈管も潰れてしまっている状態が生まれるために、その間に位置する膝裏周辺の血管内に血栓が生成されやすくなるというわけなのです。

要は座席による太腿静脈の圧迫なわけです。これが決定的な血栓生成の土台のようなものであって、その上で既出の条件が加わって起こってくるものだったのです。そして、立ち上がって太腿のシートからの圧迫から解放されると、その勢いで血栓が剥がれ落ち、肺に飛び込んでくるということになります。

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新たな決定的予防法

 

エコノミークラス症候群の予防法として、脹脛の筋肉を動かすために、つま先を床につけたまま、かかとの上げ下げを推奨していますが、それと同じくらいか、それ以上に大切な事は、座席シートからの太腿の長時間の圧迫を避けるということなのです。立ち上がってしまうというのでなく、膝を座席の上で立てたり、おろしたり、太腿をたまに座席から浮かせるような仕草や、手で太腿の裏を揉んだりするのも非常に効果的ですが、脚を荷物や何かの台に置いて、最初からシートと太腿の圧迫を軽いものにするという事が、一番の予防法であったということなのです。

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確かに、椅子に座ったとき、脚を置くところがないと脚が疲れますよね。あれは、太腿の圧迫による苦痛なのですね。それが、飛行技の座席になると、わかりにくいわけです。強烈な圧迫ではないけれども、疲労、緊張、脱水、重力などが自然に条件として加わりやすい特殊な環境だからです。

皆さまも上記の点留意してご搭乗下さればと思います。

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